自工会、環境レポート2009を発行

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環境レポート2009
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日本自動車工業会は、環境に関する2008年度の様々な取り組みをまとめた「環境レポート2009」を発行した。

自工会とメンバーである自動車メーカー各社は、地球温暖化対策や大気環境改善、循環型社会構築のためのリサイクルシステムの実現等、多岐にわたる取り組みを進めている。レポートでは、製品設計・開発段階から生産・使用・リサイクルに至るライフサイクルを通した様々な取り組みについて、分野・テーマごとに目標を掲げ、その実績などを毎年報告書としてまとめている。

2008年度の主な取り組みによると、ガソリン乗用車の新車平均燃費は年々向上し、16.9km/リットルに達した。2010年度燃費基準平均相当レベルの14.8km/リットルを大きく上回っている。

また、新車に占める低排出ガス認定車の導入割合は96%となった。2005年排出ガス基準75%低減車は、このうちの約8割を占めた。

ASR(シュレッダーダスト)のリサイクル率は72.4 - 80.5%に向上した。2015年度以降の目標値である70%以上を大きく上回っている。

このほか、生産における環境保全では、CO2排出抑制、廃棄物の低減について2010年度各目標を達成したとしている。

今後、自工会の当会ウェブサイトにレポートを掲載する予定。

《レスポンス編集部》

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