日本精工、中国事業を強化へ…技術サービスの自己完結めざす

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日本精工は14日、中国の研究開発会社「恩斯克(中国)研究開発」の新社屋「NSK中国テクノロジーセンター」を江蘇州昆山市に開設したと発表した。

中国事業の統括会社「恩斯克投資」(NSK中国)も新社屋に移転し、生産、販売、IT、財務などの機能を集約、一貫した中国戦略を展開する。

新しいテクノロジーセンターでは、日本精工の全ての製品(産業機械軸受、自動車関連製品、精機製品)に関する技術サービスを中国国内で自己完結できる体制を目指す。

海外の研究開発拠点としては最大規模となるNSK中国テクノロジーセンターでは、技術者を増員し、産業別の専任エンジニアが「製品の実験・評価のレベルアップ」、「設計の現地化によるスピードアップ」、「販売技術の強化」を図る。今後は中国独自の市場ニーズに対応した製品・技術の研究・開発機能を強化する。
 
また、テクノロジーセンターのオープンに合わせて、中国事業の統括会社NSK中国を移転する。日本精工グループの中国事業を一元管理し、各機能部門間の連携を深めることで、効率的で質の高い事業を展開していく戦略だ。

《レスポンス編集部》

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