クルマ損壊の容疑者、包丁で首を刺して自殺図る

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12日早朝、愛知県瀬戸市内のアパートで、知人のクルマを蹴って損壊させたとして、警察の任意聴取を受けていた22歳の男性が包丁で自らの首を刺し、自殺を図る事件が起きた。男性は意識不明の重体。警官が止めようとしたが間に合わなかったという。

愛知県警・瀬戸署によると、事件が起きたのは12日の午前6時15分ごろ。これより約25分前の午前5時50分ごろ、日進市内に在住する23歳の男性から「自分のクルマが知人に傷つけられた。これから知人宅に行くので、警察の方も来てほしい」といった内容の通報が寄せられた。

これを受けた同署員4人が瀬戸市神川町(N35.12.17.8/E137.4.40.3)付近にあるアパートに駆けつけ、容疑者とされる22歳の男性から任意で事情を聞いていた。男性はクルマを損壊した事実を大筋で認めたことから、署への同行を求めたところ、台所まで無言のまま歩き出し、置いてあった包丁で自分の首を刺したという。

男性は近くの病院に収容されたが、出血性ショックなどで意識不明の重体。制止した署員や通報者の男性にケガはなかった。

当時、室内にいたのは重体となった容疑者の男性、通報者の男性と付き添いの友人男性、そして署員1人だった。署員は外で待機していた他の署員に対し、任意同行する旨を伝えるために目を離したが、男性はこの間に包丁を取りに行ったとみられる。異変に気づいた署員が制止しようとしたが、間に合わなかったようだ。

《石田真一》

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