ジェイテクト、MT向け軸受けを開発…CSC用クラッチレリーズ軸受

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コンセントリックスレイブシリンダー用クラッチレリーズ軸受
コンセントリックスレイブシリンダー用クラッチレリーズ軸受 全 1 枚 拡大写真

ジェイテクトは、コンセントリック・スレイブ・シリンダー(CSC)用クラッチレリーズ軸受を開発し、量産化した。

マニュアルトランスミッション(MT)車のクラッチ機構部は、ミッションの多段化、自動シフト化に伴い、コンパクト化が求められている。しかもMT車は、東南アジアなどの高温多湿地域やシベリアなどの極寒地域などの厳しい環境下で使用されていることから、クラッチ機構部も使用環境に対する高い信頼性が必要だ。

同社は今回、これらのニーズに応えるため、MT車のクラッチ機構部に搭載されるCSC機構用のクラッチレリーズ軸受を開発した。軸受設計諸元を最適化し、従来品と同等のサイズを維持しつつ従来比約3倍の長寿命化を達成した。

これによって、クラッチ機構部のコンパクトな設計が可能となり、シフトフィーリングの向上を実現できる。

今後、MT車への搭載の増加を目指す。

《レスポンス編集部》

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