【東京モーターショー09】日産 NV200バネットタクシーの提案

自動車 ニューモデル モーターショー
NV200バネットタクシー
NV200バネットタクシー 全 6 枚 拡大写真

日産自動車は第41回東京モーターショーに『NV200バネットタクシー』を出品する。このモデルは「NV200バネット」をベースとしたタクシー仕様である。

そのデザイン上の変更点は、「デカールとタクシー用の行燈。内装ではタクシーの機器をこういった形でどうですか、という提案をしています」とはLCV事業本部商品戦略・企画グループ主坦、福本聡さん。「それらは全く新しいところからの提案となっています」。

「例えば、従来だと、無線機や料金メーター、レシートを出す機械、クレジットカードを処理する機械等色々な機械がばらばらに配置されていました。それらをひとつにまとめました。料金表示も上の方に付けてキレイに美しくデザインしています。ひとつの提案として後付け感なくやっているのです。ナビの上には空車灯を設置し、こういう形でどうでしょうと提案をしています」

また、商品企画本部LCV事業本部商品戦略・企画グループチーフ・プロダクト・スペシャリスト、田村利徳さんは「当然FFなのでリアシート周りの足元はフラットです。従来のタクシー車はセンター足元にフロアトンネルがあって邪魔でした」と、クルマそのものの性格もタクシーに合っているという。

「今回のクルマは、国土交通省主体でやっている、地域のニーズに基づくバスタクシー車両に関わるバリアフリー車両開発という活動で、どういうものがユニバーサルデザインとして好ましいかを考えたうえ、このデザインを採用しました。2010年の発売を目指しています」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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