スズキ キザシ、詳細が明らかに…スズキ初のプレミアムスポーツセダン

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キザシ
キザシ 全 13 枚 拡大写真

米国スズキは16日、新型車『キザシ』の今冬発売を前に、その詳細を明らかにした。7月30日の初公開時点では未公表だったエンジンスペックが判明。価格は2万ドル(約182万円)を切る戦略的設定とされた。

詳細画像12枚:スズキ キザシ

キザシは、スズキがプレミアムミッドサイズセグメントに参入する目的で開発したモデル。フロントマスクはひと目でスズキ車とわかるアイデンティティが表現されており、短いフロントオーバーハングやボリューム感を持たせたボディラインの効果もあって、スポーティな雰囲気を演出する。

ボディサイズは全長4650×全幅1820×全高1480mm、ホイールベース2700mm。新型スバル『レガシィB4』(全長4730×全幅1780×全高1505mm、ホイールベース2750mm)と比較すると、キザシのほうが全長は80mm、ホイールベースは50mm短いが、全幅は40mm上回る。

グレードは「S」「SE」「GTS」「SLS」の4タイプを設定。エンジンは新開発のオールアルミ製2.4リットル直4で、トランスミッションは6速MTとCVTを用意した。

最大出力には2種類のチューニングがあり、6速MT用が185ps/6500rpm、CVT用が178ps/6000rpm。最大トルクはどちらも23.5kgm/4000rpmだ。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、最も優秀なグレードで市街地9.78km/リットル、高速13.18km/リットルとなる。

駆動方式はFFと「i-4WD」と呼ばれる4WD。i-4WDは通常はFF走行で、「AWD」スイッチを押すと後輪に駆動トルクを配分し、滑りやすい路面での走行安定性を引き上げる。

足回りは、ドイツ・ニュルブルクリンクやアウトバーン、スイスアルプス、英国カントリーロードなど、世界の道で徹底的に鍛えた。アルミ製サスペンションは、前がマクファーソンストラット、後ろマルチリンク。操縦安定性や乗り心地、NVH性能をバランスさせた。

室内は各部の素材を吟味し、プレミアムスポーツセダンにふさわしい質感を表現。前席はスポーツシートとなり、オプションでレザーが選択できる。室内空間は大人4名に充分なスペースを確保。8個のエアバッグやESPは、全車に標準装備だ。

キザシは静岡県相良工場で生産し、米国では今冬発売、その後、欧州へも投入する。米国スズキは「米国でのスタート価格は2万ドル(約182万円)以下で、主力グレードでも2万2000 ‐ 2万4000ドル(約202万 - 219万円)」と、価格面でのアピールも強めている。

将来は、ハイブリッド仕様の投入も計画。スズキ初のグローバルフラッグシップセダン、新型キザシが、同社のブランドイメージ向上に、果たす役割は大きい。

《森脇稔》

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