マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想

マツダ CX-3 次期型の予想CG
マツダ CX-3 次期型の予想CG全 9 枚

マツダのコンパクトSUV『CX-3』が、いよいよ新世代へ移行する。長らく去就が注目されていたが、マツダの資料から次期型の存在と2027年の投入計画が確認された。2015年に登場したCX-3にとって、約12年ぶりの全面刷新となる。

【画像】マツダ CX-3 次期型の予想CG

◆マツダの資料に証拠と謎

その中でまず留意すべきは、車名が引き続き「CX-3」であることだ。一部では、マツダの最新SUVの命名法に合わせて「CX-20」へ改称されるとの見方もあったが、2026年3月期決算説明会の資料には「次期CX-3」と明記された。2025年の資料では「新型小型SUV」だったから、その間に車名が決定したのかもしれない。

いっぽう、マツダの資料で不可解な点も指摘されている。2027年3月期第1四半期決算の説明会資料に、CX-3の車名とともに掲載されたシルエットは、現行CX-3ではなく先代『CX-5』をベースにした画像ではないか、というのだ。これについては資料上のイメージ画像であり、次期CX-3の開発計画を直接反映しているものではないだろう。

2025年3月期決算説明会の資料2025年3月期決算説明会の資料

◆タイでの投資発表で予告

では、約12年ぶりの世代交代となる次期CX-3は、どのようなモデルになるのか。

そのヒントのひとつが、2025年2月にタイで行なわれたタイ王国ペートンターン首相との会談で披露された、コンパクトSUVのデザインスケッチだ。そこには最新世代のマツダデザインを取り入れたSUVが描かれていた。フロントは新型CX-5に通じるシャープな表情を採用し、リアにはクーペSUVを思わせるルーフラインや、細身のコンビネーションランプを想定していた。

◆6MTを設定か

パワートレインにも大きな変化がありそうだ。別途入手した情報によると、次期CX-3は新世代プラットフォームを採用し、ガソリンエンジンに加え、マイルドハイブリッドやフルハイブリッドの設定も視野に入っているという。電動化が進むいっぽう、非ハイブリッド仕様では6速MTが継続設定されるとの情報もある。実現すれば、電動化への対応を進めながら、運転する楽しさというCX-3の個性を残すことになる。

生産はタイのオートアライアンス・タイランド(AAT)が担い、日本をはじめASEAN各国などへ輸出される計画だ。マツダにとって次期CX-3は、販売ボリュームの大きいコンパクトSUV市場を担う重要なグローバルモデルとなる。

マツダ CX-3 北米仕様は2021年型が最終モデルマツダ CX-3 北米仕様は2021年型が最終モデル

日本市場にとっても次期型の意味は大きい。現行CX-3は国内生産を終えた後も、タイ生産車へ切り替えて販売を継続している。コンパクトなボディサイズとSUVらしいスタイルを持つエントリーモデルとして、独自のポジションを維持している。

◆マツダの最新デザイントレンドで次期CX-3を予想

そこで今回、判明している情報やマツダの最新デザイントレンドをもとに、次期CX-3の姿を予想CGとして制作した。

マツダ CX-3 次期型の予想CGマツダ CX-3 次期型の予想CG

フロントには、新型CX-5をイメージしたコンパクトなシグネチャーグリルを配置。ヘッドライトには鮮明なL字型LEDデイタイムランニングライトを組み合わせた。さらに専用デザインのロアグリルと新形状のコーナーインテークを採用し、現行型よりワイドかつシャープな表情を狙った。

サイドでは、現行CX-3のスポーティなプロポーションを残しながらディテールを刷新。上側のキャラクターラインを整理し、ボディ下部にはリアフェンダーへ向かって立ち上がるキックアップラインを設定した。Dピラーはブラックアウト部分を拡大したフローティングルーフ風の処理とし、ドアハンドルはポップアップ式を採用。現行型のイメージを継承しながら、新世代SUVらしいクリーンな造形への進化をイメージしている。

現時点でマツダが明らかにしているのは、2027年に次期CX-3を投入する計画の存在を示す情報だ。最終的なデザインやパワートレイン、装備などについては、今後の発表を待とう。電動化への対応とコンパクトSUVらしい扱いやすさ、そしてマツダらしい走り、それらをどう同時に成立させるのか。2027年の登場に向け、開発がいよいよ本格化する。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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