【東京モーターショー09】ロータス に世界限定、ダークな35台

自動車 ニューモデル モーターショー
エキシージ・スクーラ
エキシージ・スクーラ 全 9 枚 拡大写真
英国ロータスカーズは、21日に開幕する東京モーターショーで、『エキシージ』の限定車「スクーラ」(SCURA)をワールドプレミアする。260psのスーパーチャージャーユニットを925kgの軽量ボディに搭載し、0-100km/h加速4.1秒、最高速245km/hの性能を発揮する。

エキシージはオープンスポーツの『エリーゼ』のクーペ版。スクーラは、2010年モデルの「エキシージS」をベースに開発された。スクーラとは、イタリア語で「ダーク」の意味だ。

外観は「ファントムブラック」と呼ばれるマットブラックで塗装。フロントリップスポイラー、オイルクーラーインレット、サイドエアスクープ、リアスポイラーはカーボンファイバー製とした。

室内は、シートとセンターコンソールにカーボンファイバーを使用。メタル製のハンドブレーキとシフトレバーノブは、アンスラサイト仕上げだ。

ミッドに置かれるエンジンは、エキシージの最強グレード、「カップ260」から移植。トヨタ製の1.8リットル直4「VVTL-i」ユニットに、イートン製「M62」型スーパーチャージャーを追加したもので、最大出力260ps/8000rpm、最大トルク24kgm/6000rpmを発生する。トランスミッションは6速MTだ。

スクーラは、パワフルなエンジンとエキシージSよりも10kg軽い925kgのボディとの組み合わせにより、0-100km/h加速4.1秒、最高速245km/hという優れたパフォーマンスを実現。それでいて、欧州複合モード燃費は11.76km/リットル、CO2排出量は199g/kmと良好だ。

足回りには、レーシングカー「エキシージGT3」のノウハウを応用。ローンチコントロールやバリアブルスリップトラクションコントロール、オーリンズ製の車高調ダンパー、アイバッハ製スプリング、ヨコハマ製048LTSタイヤなどが採用された。

スクーラは全世界35台を限定発売。21日から世界一斉にオーダーを受け付ける。英国での価格は4万5000ポンド(約670万円)だ。ロータスは今年の東京モーターショーで、欧州メーカー3社の1角として、その存在感をアピールする。

《森脇稔》

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