【東京モーターショー09】横浜ゴム、空気漏れを抑制する新素材インナー

自動車 ニューモデル モーターショー
エアテックス・アドバンスド・ライナー
エアテックス・アドバンスド・ライナー 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムは、タイヤの省燃費性能を向上させる次世代技術として開発した新素材インナーライナー「AIRTEX advanced liner」(エアテックス・アドバンスド・ライナー)を開発した。第41回東京モーターショーで公開する。

今回開発したAIRTEX advanced linerは、タイヤ内部に貼り付けて空気漏れを抑制する素材。従来のインナーライナー用ゴムに特殊樹脂を融合して開発した独自技術で、高気密でありながら、しなやかさを兼ね備え、タイヤから自然と漏れる空気を大幅に低減する。

タイヤの空気圧が不足すると燃費が悪化するが、一般ユーザーの車はタイヤ空気圧が不足している割合が高い。空気漏れを抑制する構造にすることで、空気漏れを抑制、自動車の燃費改善に貢献する。

また、新製品のインナーライナーは従来品の5分の1の薄さを実現し、タイヤの軽量化に寄与するなど、総合的な省燃費効果を発揮する。同社のエコフラッグシップタイヤ「DNA dB super E-spec」に初めて搭載した技術で、2010年以降さまざまな商品に採用していく予定。

横浜ゴムは、すでに次世代AIRTEXの開発にも着手しており、将来的には空気漏れを限りなくゼロにするインナーライナーの開発を進めていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る