KYBは、2004年6月に買収した連結子会社KYBトロンデュール(TD)が買収する以前から不適切な会計処理が行なっていたことが判明したと発表した。
今年8月末に、TDから棚卸資産残高が過大となっているため、内容を調査している連絡があり、調査の結果、棚卸資産に関する不適切な会計処理は、買収する以前から行われており、今年6月末で累計3億2600万円が過大であるとの報告を受けたとしている。
社内調査によると、実地棚卸時の在庫集計の際、すでに売上計上し客先からの預り品となっている物や仕入先からの未検収品を自己の在庫として計上していた。同社の監査部員と経理部員も、この事実を確認した。
詳細については、今後、公認会計士や弁護士で構成する「調査委員会」で明らかにする。