マセラティ グランカブリオ、北米では別の車名に

自動車 ニューモデル 新型車
グラントゥーリズモ コンバーチブル
グラントゥーリズモ コンバーチブル 全 6 枚 拡大写真

マセラティは、9月のフランクフルトモーターショーで初公開した『グランカブリオ』を北米などの市場に投入すると発表した。車名は『グラントゥーリズモコンバーチブル』に変更される。

グランカブリオは、『クアトロポルテ』、『グラントゥーリズモ』に続くマセラティ第3のモデルレンジ。マセラティとしては初の4シーターオープンだ。グランカブリオのベース車は、2ドアクーペのグラントゥーリズモ。このグラントゥーリズモをベースに、ピニンファリーナが設計したソフトトップを装備したのが、グランカブリオである。トップの開閉は全自動で、スマートに格納される。

ボディサイズは全長4881×全幅1915×全高1353mm、ホイールベース2942mm。スーパーカークラス最大級の2942mmのロングホイールベースがもたらす、大人4名がくつろげる快適な室内空間が売りとなる。

エンジンは『グラントゥーリズモS』と共通の4.7リットルV8(440ps/7000rpm、50kgm/4750rpm)。ZF製の6速ATと組み合わせられ、0‐100km/h加速5.4秒、最高速283km/hの優れたパフォーマンスを発揮する。前後重量配分は49対51と理想的なバランスを追求した。

新型グランカブリオは、2010年春から納車がスタート。今回、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドへの投入が発表された。これら5市場での車名は、グラントゥーリズモコンバーチブルに決定。グラントゥーリズモの派生車種であることを明確にしたマーケティング戦略だ。

ちなみに、日本での車名は欧州と同じく、グランカブリオとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る