小糸製作所が発表した2009年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比21.5%減の1734億1100万円となり、大幅減収となった。
自動車生産台数の減産で自動車照明事業の受注が大幅に落ち込んだため。
収益も自動車照明事業の減収の影響で、営業利益は同45.4%減の56億3100万円、経常利益は同49.5%減の60億8000万円だった。
当期損益は保有債権の債務不履行による有価証券の売却損などを計上、5億5600万円の赤字に転落した。前年同期は57億円の黒字だった。
通期業績見通しは、自動車生産台数の回復が見込めるため、売上高が同5.3%減の3790億円、営業利益が同91.7%増の175億円、経常利益が同104.9%増の190億円、最終利益が同48.4%増の60億円に上方修正した。
一方、中間配当は1株当たり8円を実施する。従来予想は「未定」だった。前年同期と比べて4円の減配となる。期末配当予想は「未定」。