三菱、通期据え置きで300億円の営業黒字

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三菱自動車工業は29日、2010年3月期の第2四半期累計業績と、通期見通しを発表した。上期業績は赤字だったものの、計画よりは若干改善しており、通期の業績は営業利益で300億円(前期比約7.7倍)の黒字を確保する期首時点の予想を据え置いた。

小売ベースの通期世界販売は、北米と欧州が大きく落ち込むものの、日本が前期比7%増の18万台となるなど全体では13%減の93万2000台とした。売上高は期首計画と同じ1兆5000億円(24.0%減)の見通し。

純利益も据え置きで50億円(前期は549億円の赤字)と、黒字転換する。益子修社長は「上期業益はほぼ計画通りで推移し、在庫調整も進んだ。下期はコスト低減も加速するので当初計画の黒字転換をやり遂げたい」と語った。

第2四半期累計の業績は世界販売(小売り)が期首計画を2万台近く上回る44万5000台(前年同期比26%減)となった。営業損益は期首予想(350億円の赤字)から25億円改善の325億円の赤字だった。最終損失は364億円。

《池原照雄》

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