【SEMA 09】マツダ アクセラ 新型2台をチューニング

自動車 ニューモデル モーターショー
マツダアクセラセダン(左)とマツダスピードアクセラ(右)のカスタム仕様
マツダアクセラセダン(左)とマツダスピードアクセラ(右)のカスタム仕様 全 1 枚 拡大写真

北米マツダは、3日(日本時間4日深夜1時)にラスベガスで開幕するSEMAショーで、『マツダ3セダン』(日本名:『アクセラセダン』)と『マツダスピード3』(日本名:『マツダスピードアクセラ』)のカスタムカーを展示する。

SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。

2台のアクセラは、カリフォルニア州のマツダR&Dがカスタムを担当。ボディはクリスタルホワイトパールで塗装され、ルーフ、グリル、ドアミラー、フォグランプ回りはブラック、テールランプはダーク仕上げとした。さらにボディ側面にはグラフィックデカールを装着。これは1991年のルマン24時間優勝マシン、マツダ『787B』がモチーフだ。

タイヤはブリヂストン製「ポテンザRE050A」。225/40ZR19のサイズは米国向け『RX-8』のスポーツグレード、「R3」と共通である。

写真左のアクセラセダンは、2010年から「ワールドチャレンジ」に本格参戦するマシンを意識。「MZR型」2.5リットル直4エンジンには、ギャレット社製のボールベアリングターボ「GT2871R」を追加。最大出力は250psオーバーを達成する。

足回りも強化。フロントブレーキはマツダスピード3から流用し、リアブレーキは『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)用をモディファイ。KW製のサスペンションも導入する。

写真右のマツダスピードアクセラは、AEM製コールドエアインテークを追加し、最大出力は20psアップの284psを獲得。足回りはKW製サスペンション、ストップテック製4ピストンブレーキなどで強化されている。

2009年のSEMAのマツダブースは、2台のアクセラが主役。そのスポーツイメージを前面にアピールする戦略だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る