【SEMA 09】トヨタ カムリ ハイブリッドCNG にエコなサーファー仕様

自動車 ニューモデル モーターショー
カムリハイブリッドCNG サーフライダー
カムリハイブリッドCNG サーフライダー 全 2 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は、3日にラスベガスで開幕したSEMAショーで、『カムリハイブリッドCNG』(天然ガス車)をベースにした『サーフライダー』を初公開した。

トヨタは昨年11月のロサンゼルスモーターショーで、『カムリハイブリッド』のCNG仕様車を発表。カムリハイブリッドは、2.4リットル直4エンジンにモーターを組み合わせたシステム(170ps)を搭載。CNGバージョンでは、トランクのスペアタイヤ部分にCNGタンク2個を設置。さらにタイヤをランフラットにすることで、室内空間を犠牲にせずCNG化に成功した。

CNG満タン時の最大航続距離は約400kmと実用性は十分。パワーはガソリン車と比較して約10%劣るが、排出ガス中のNOxなどの有害物質は大幅に低減できるという。燃費は14km/リットルと良好だ。

このカムリハイブリッドCNGをベースに開発したサーフライダーは、専用グリルや大型リアバンパーなどでドレスアップ。20インチの大型アルミホイールには、トーヨー「プロクセス4」を装着する。ブルーとグリーンを基調にしたボディは、「CNG」と「サーフライダー」のロゴ入り。内装はグレーのスウェードにブラックのレザーを組み合わせた。

このサーフライダーは、SEMAショー終了後、米国のサーフライダー基金に寄贈。同基金では、教育プログラムや海岸清掃イベントなどに、この車両を活用していくという。

SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。

《森脇稔》

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