悪天候の中でコントロール失ったパトカー、柱に激突

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2日深夜、福井県おおい町内の県道を走行していた福井県警・小浜署のパトカーが路外に逸脱。道路右側の標識柱に側面から激突する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた警官2人が死亡している。

同署によると、事故発生を認知したのは2日の午後10時30分ごろ。おおい町岡田(N35.27.39.9/E135.37.2.1)付近の県道で、路外に逸脱したパトカーが標識柱に衝突しているのを通行人が発見。警察に届け出た。

パトカーは道路右側の標識柱に左側面から衝突しており、車体中央部まで柱がめり込むような状態で大破。運転していた36歳の巡査長と、助手席に同乗していた56歳の巡査部長は全身を強打。2人とも意識不明の状態で近くの病院に収容されたが、まもなく死亡が確認されている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。電柱の手前、約100m付近にはパトカーがスリップしたような痕跡があり、側面から衝突しているという結果から、警察ではスピンに陥ったパトカーがコントロール不能のまま柱に突っ込んだものとみている。

パトカーは通報の約10分前、現場近くの交番をパトロールのために出発。直後に事故を起こしたとみられる。当時の同町内は低気圧の影響で風雨が強く、警察はこの悪天候が事故の一因になったものと推測している。

《石田真一》

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