【SEMA 09】サイオン tC クーペをオープン化…ドラッグレーサー風

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ サイオンtC エピックカルテル
トヨタ サイオンtC エピックカルテル 全 6 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は、3日にラスベガスで開幕したSEMAショーで、北米専用クーペのサイオン『tC』のオープン仕様車、『エピックカルテル』を初公開した。大胆にオープン化したうえで、ドラッグレースのマシンを連想させるカスタムを施している。

画像6枚:トヨタ サイオンtC エピックカルテル

サイオンtCは、2004年1月のデトロイトモーターショーでデビュー。北米専用の2ドアクーペで、米国では2006年に生産を終了した『セリカ』の後継車に位置づけられる。エンジンは2.4リットル直4(161ps)。1万7670ドル(約160万円)からという低価格を武器に、若い顧客にアピールしている。

このサイオンtCをカスタムしたのが、ドラッグカルテル社。米国で多くのドラッグレースに参戦し、ドラッグレース用パーツを開発するスペシャリストだ。同社が1年半の歳月をかけて、究極のtCを完成させた。

注目すべきは、クーペボディをオープン化した点だ。tCの特徴であるパノラマガラスルーフとBピラーを取り去り、開放的なオープンモデルに仕立てた。ボディ剛性を確保するため、ルーフのフレームなどには入念な補強を施している。

また、リアのトランクカバーは逆ヒンジに変更。地面すれすれにローダウンされたボディや専用前後バンパー、235/30ZR22サイズのトーヨー『プロクセス4』タイヤが、ドラッグレーサーに匹敵する迫力を醸しだしている。

室内はバケットシートやセンターコンソール、アームレストやドアパネルをカスタマイズ。レザーシートにはレッドのエンボス加工を施し、ホワイト&ブラックのアクセントをあしらう。オーディオはアルパイン製のフルシステムで、シフトノブはTRD製に交換された。

2.4リットル直4エンジンは、TRD製スーパーチャージャー、DMEのスポーツヘッドなどを追加。カルテルのサイドエグゾーストやTRD製LSDも装着されている。

米国トヨタ販売は今年のSEMAショーに、トヨタ9台、レクサス7台、サイオン7台の合計23台を出品。公式スポンサーのフォードさえ上回る、自動車メーカーで最大規模の展示となった。カスタム市場重視の表れと見ていいだろう。

★SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。

《森脇稔》

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