EVとHVにエンジン類似音義務づけへ

自動車 社会 行政
EV走行が可能なハイブリッド車と一般エンジン車との音量比較
EV走行が可能なハイブリッド車と一般エンジン車との音量比較 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は5日、EV走行が可能なハイブリッド車と電気自動車に、エンジンの類似音など自動車の走行状態を想起させるような音を出す装置の装着を義務付けることを内容とした対策案をまとめ、パブリックコメントの募集を開始した。

[EV、HVの例]

ハイブリッド車や電気自動車の急速な普及に伴い、「音がしなくて危険」といった意見が寄せられていたため、関係者らで構成する対策検討委員会が7月から検討を行っていたもの。

対策案では、発進時から20km/hまでの速度域および後退時を対象に、エンジン類似音などを出す装置を新車に義務付けることとした。

装置は、自動車の速度に応じて自動で発音するシステムとし、標準状態をシステムONとする。一時発音停止スイッチの装備を可能とするが、発音停止状態のままにならないような方法を設定するとしている。

義務づけまでの間は、一定の要件を満たす装置を任意装着できるようにして早期普及を図るほか、使用過程車についても後付装置の開発を促進し、早期に普及を図れる方策を検討するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る