【グッドデザイン09】トヨタ vs ホンダ対決再び…その差18票

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トヨタ vs ホンダ
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6日、北海道にあるJRの駅舎「岩見沢複合駅舎」が大賞を受賞した2009年度のグッドデザイン賞。大賞候補となる「ベスト15」には、ハイブリッドカー、トヨタ『プリウス』とホンダ『インサイト』の2台がノミネートしていた。

グッドデザイン大賞の選出は、15件の候補者によるプレゼンテーション後、審議委員、審査委員とグッドデザイン賞の全受賞者の投票によっておこなわれた。投票では、審議委員、審査委員は各々10票、グッドデザイン賞受賞者には、受賞1件あたり1票が渡される。

トヨタとホンダは、2008年度のグッドデザイン大賞の選出でもその座を争い、大賞を決める決選投票では、トヨタ『iQ』561票、ホンダ『FCXクラリティ』530票と、トヨタがiQで大賞を受賞していた。

今回のトヨタVSホンダ対決では、大賞を決める第1回投票で、プリウス50票、インサイト32票と、プリウスがインサイトを18票リードして勝利を収めたが、5位を対象とした第2回投票には進めなかった。

プリウスとインサイトは、審査委員から、空力特性をふまえたスタイリングのコンセプトが、結果的にハイブリッドカーの類型化につながっていると指摘されていて、いっそうのデザインの発展が期待された。

審査ではその後、得票数が多い上位5位を対象に2回目の投票をおこない、ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局「岩見沢複合駅舎」374票、TOTO「公共トイレ」266票、ソニー「液晶テレビ」113票、GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト「ガンダムプロジェクト」90票、サムスン電子「液晶テレビ」68票、となり、岩見沢駅舎が2009年度グッドデザイン大賞を受賞した。

大賞候補15点の第1回投票結果は以下のとおり。
(プレゼンテーション順)
●パナソニック電工 マッサージチェア
:62票
●ダイソン サイクロン掃除機
:53票
●ロスフィー フラクタルひよけ
:69票
●三菱電機 主軸モータ
:43票
●NECライティング 長寿命の極細ランプを使用した建築化照明器具
:28票
●日立メディコ 汎用超音波画像診断装置
:23票
●TOTO 公共トイレ
:186票
●ホンダ インサイト
:32票
●トヨタ プリウス
:50票
●ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局 岩見沢駅舎
:188票
●サムスン電子 ミニノートパソコン
:40票
●パナソニック デジタルカメラ
:75票
●サムスン電子 46型LED液晶テレビ
:97票
●ソニー デジタルハイビジョン液晶テレビ
:91票
●GREEN TOKYOガンダムプロジェクト実行委員会 GREEN TOKYOガンダムプロジェクト
:92票

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