[動画]ポルシェ ボクスター スパイダー…シリーズトップの運動性能

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ボクスター・スパイダー(動画スクリーンショット)
ボクスター・スパイダー(動画スクリーンショット) 全 6 枚 拡大写真

ポルシェは5日、『ボクスター』シリーズに『ボクスタースパイダー』を追加した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。

ボクスタースパイダーは、「ボクスター」「ボクスターS」の上に位置するボクスターシリーズのトップレンジとして投入。エンジンはボクスターSと共通の直噴3.4リットル水平対向6気筒だが、吸排気系に専用チューンを施し、最大出力はプラス10psの320psを獲得する。

トランスミッションは6速MTと7速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)。PDKの「スポーツクロノパッケージ」にはローンチコントロール機能が付く。車両重量は、ボクスターSよりも100kg以上軽い1275kgにウェイトダウン。その結果、ボクスタースパイダーの0-100km/h加速は4.8秒、最高速は267km/hとなり、0-100km加速はボクスターSの5.2秒に対して、0.4秒の短縮に成功した。

ボクスタースパイダーのスポーツ性は、外観にも表現された。フロントのウインドスクリーンは低く抑えられ、リアには『カレラGT』を思わせる2個のパワードームを追加。リアのリッドがシングルピース構造となっている点も、ボクスターとの違いだ。簡易構造のソフトトップを閉めると、その低さがとくに強調される。重心が大幅に下がったことを受け、ポルシェはサスペンションをスパイダー専用に設計した。

ボクスタースパイダーは、12月2日に開幕するロサンゼルスモーターショーで正式発表。2010年2月から全世界一斉に発売され、日本での価格は866万 - 913万円だ。その運動性能の高さを示したPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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