クレーンのアームにモノレール車両が接触

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6日夕方、千葉県千葉市稲毛区内の千葉県総合スポーツセンターの敷地内で、仮設トイレの撤去作業を行っていたクレーン付きトラック(ユニック車)と、敷地内を通る千葉都市モノレールの車両が接触、車体が小破する事故が起きた。

千葉県警・千葉北署によると、事故が起きたのは6日の午後5時20分ごろ。千葉市稲毛区天台町(N35.38.31.3/E140.7.22.0)付近にある千葉県総合運動場の陸上競技場で、仮設トイレの撤去作業を行うためにクレーンのアームを伸ばしていたクレーン付きトラック(ユニック車)と、地上高約6mを進行していた千葉都市モノレールの下り列車(千葉みなと発/千城台行き、2両編成)が接触した。

運転士はアームに気づいて減速したが、アーム部は先頭車両の運転席付近底部に接触。車体の一部が小破したが、乗客乗員約150人にケガはなかった。

千葉都市モノレールは「懸垂式(三菱サフェージュ式)」と呼ばれ、軌道に車体がぶら下がる構造となっている。今回と同様の接触事故は2006年6月にも発生しているという。この事故の影響で千葉都市モノレールは約1時間に渡って全線での運行がストップ。約3400人の足に影響が出た。

《石田真一》

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