スタンレー電気は、ブラジルに、電子製品、照明器具、金型を製造する新会社「スタンレー・エレクトリック・ド・ブラジル」を設立した。
経済発展を続けるブラジルでは、エレクトロニクスや自動車市場が急速に拡大しているため、これに対応、現地で電子機器製品、自動車照明機器製品、金型の製造・販売を開始する。
新会社の資本金は7000万レアルで、スタンレー電気が70%、米国の持株会社が30%出資する。従業員数は2011年に50人程度の予定で、2011年に8億円、2012年に19億円の売上げを目指す。
新会社では「生産革新活動」を、設立当初から積極的に取り入れ、先進的で効率的な経営管理、生産手法を早期に確立する。
また、同社は世界最適調達のため、グローバルネットワークの構築を進めており、今回の南米進出により、グループの国際競争力の強化を図る。