プジョーは11日、コンセプトモデルの『ハイブリッド3エボリューション』を披露した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。
ハイブリッド3エボリューションは、高効率なシティコミューターとして提案された3輪スクーター。新開発のハイブリッドシステムを搭載するのが特徴だ。リアに置かれる300ccのスーパーチャージャーエンジンは、最大出力41ps、最大トルク4.6kgm。2つの前輪にはそれぞれ4psを発生するインホイールモーターを内蔵し、システムトータルで、49psを引き出す。
2次電池はリチウムイオンバッテリーで、最大10kmをモーターだけでゼロエミッション走行可能。さらに、エンジンのみ、モーターとエンジン併用の3つの走行モードを備える。アイドリングストップ機能も装備。モーターは減速時には回生ブレーキとして作動する。
動力性能は0-100km/h加速8秒、最高速は150km/hと必要十分以上。それでいて環境性能も高く、欧州複合モード燃費50km/リットル、CO2排出量48g/kmを実現している。
LEDライトを組み込んだカウルが精悍な印象のハイブリッド3エボリューション。エコでクールな3輪スクーターのPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。