デンソーウェーブ、産業用小型ロボットの累計生産が6万台

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デンソーウェーブ(杉英邦社長、東京都港区)は19日、産業用小型ロボットの累計生産台数が6万台に到達したと発表した。

デンソーは1967年に産業用小型ロボットの開発に着手し、1号機としてアルミダイカスト鋳造作業ロボットを製作し70年に本社工場に導入した。85年からは自動車部品の組み立てラインに本格導入を始め、これまでに合計1万6千台に上る使用実績を上げた。累計生産1万台への到達は27年かかったが、ロボットの機能向上で近年は市場に急速に普及した。

91年からは他社への販売も開始。小物部品の組み立てロボットとして、そのコンパクトさ、高速、高精度、高剛性などの点が評価され販売台数を伸ばしてきた。2001年10月には産業機器事業部門を分離・独立し、デンソーウェーブを設立した。

デンソーは小型ロボットを生産現場に導入することで、作業者負担を軽減し、生産性の向上を図ってきた。今後は国内だけでなく海外への販売も強化していく。

《編集部》

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