日本ミシュランの超偏平シングルタイヤ採用例

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X One XDA HT plus(河崎運輸機工)
X One XDA HT plus(河崎運輸機工) 全 2 枚 拡大写真
日本ミシュランタイヤは、トラック/バス用超偏平シングルタイヤ、ミシュラン『X One』が河崎運輸機工の新型タンクローリーの標準タイヤとして採用されたと発表した。

河崎運輸機工は、中国地区で出光興産の石油精製製品の運搬業務を受託している。今回河崎運輸機工が導入したのは、「VUT」と呼ばれる昭和飛行機工業製30kl新型タンクローリーで、徹底した軽量化などにより積載量を増やして輸送効率の大幅な向上を図ったクルマ。

ミシュランのX Oneはこの新型タンクローリーの標準タイヤとして採用された。X Oneはダブルタイヤをシングル化することで、軽量化による積載量の増加、輸送効率の向上、シャシ設計の自由度の拡大が可能。部品点数も減ることで車両の生産性も向上できる。さらに、タイヤを2本から1本に減らすことで廃棄されるタイヤも減り、環境性能も向上する。

今回採用されたX Oneの455/55R22.5サイズは、日本市場で最も一般的な大型トラック用ダブルタイヤのサイズ11R22.5と外径がほぼ同じ。

《高木啓》

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