名古屋モーターショー09…国産3社が辞退、輸入車は27ブランドが出展

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名古屋モーターショー、20日より開幕
名古屋モーターショー、20日より開幕 全 6 枚 拡大写真

中部地区最大のクルマイベントである「第16回名古屋モーターショー」が20日、愛知県名古屋市のポートメッセなごやで開幕する。今月4日に閉幕した第41回東京モーターショーに続き、全国で開催されるモーターショーの最初のもの。東京とは異なり輸入車も出展している。

主催は中部経済新聞社、東海ラジオ放送、中日新聞社、中日スポーツ、東海テレビ放送で、会期は23日までの4日間だ。

今回、厳しい経済状況をうけて、初めて国内メーカーのうちマツダ、スバル、三菱が出展を辞退。しかし輸入車は国産を大きくしのぐブランドが揃った。出展ブランドは国産車がトヨタ、レクサス、ホンダ、日産、スズキ、ダイハツ。輸入車はフォルクスワーゲン、アウディをのぞく大半のブランド。トライアンフなど二輪車ブランドも参加している。

愛知県輸入自動車販売店協会をはじめ地元ディーラーの協力による出展で、ポルシェ『パナメーラ』、新型ジャガー『XJ』、トランスフォーマー仕様のシボレー『カマロ』など見応え十分の展示となっている。

さらに企画展示として今回もITS(高度道路交通システム)をテーマにした「あいちITSワールド2009」が同時開催される。産官学が共同で研究を進めるITSをシミュレーターなどで分かりやすく紹介するというもの。約40の企業・団体・自治体・大学が参加する。総務省東海総合通信局は会場内をエリアとするエリア限定ワンセグ試験局を設置。元F1レーサーの片山右京のトークショーも21日に行われる。

またビンテージカー、キャンピングカー、カスタムカー、トライク、スポーツサイクルなど多種多彩な「乗り物」が集められているのも見どころ。二代目プリウスを改造したプラグインハイブリッド車も展示されている。多くの地元ショップが参加しており、バラエティに富んだクルマが楽しめるのは、東京モーターショーにはなかった魅力といえそう。最新市販車・エコカーの試乗会もあり、発売に先駆けてトヨタ『SAI』が試乗できる。

入場料は大人1400円。子供700円。23日まで。

【出展ブランド】
●国産車(二輪含む):トヨタ、レクサス、ホンダ、日産、スズキ、ダイハツ
●輸入車:メルセデスベンツ、スマート、BMW、MINI、ポルシェ、ボルボ、ルノー、プジョー、ジャガー、ランドローバー、ロータス、ケーターハム、シトロエン、フィアット、アバルト、アルファロメオ、マセラティ、ランチア、キャデラック、シボレー、ハマー、クライスラー、ジープ、ダッジ、ヒュンダイ、トライアンフ、MVアグスタ

《水野誠志朗@DAYS》

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