17日深夜、長崎県長崎市内の国道499号で、道路を横断していた53歳の女性が進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察ではクルマの運転者から事情を聞いているが、事故の主因は死亡した女性の信号無視とみられる。
長崎県警・大浦署によると、事故が起きたのは17日の午後10時ごろ。長崎市三和町(N32.41.27.6/E129.51.1.3)付近の国道499号で、道路を横断していた女性が左方向から進行してきた乗用車にはねられた。
女性は弾き飛ばされた際に頭部を強打。意識不明の状態で近くの病院に収容されたが、約2時間後に死亡した。後の調べで現場近くに住む53歳の女性と判明。警察はクルマを運転していた同市内に在住する25歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は片側2車線で緩やかなカーブ。見通しは悪くない。死亡した女性は歩行者側信号が赤の状態で横断を開始。直後に進行してきたクルマにはねられたとみられている。警察では女性の信号無視と、男性の漫然運転が事故の主因とみて、さらに調べを進めている。