ヤマトHD、シンガポールで宅急便事業を開始

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ヤマトホールディングスは20日、シンガポールで宅急便事業を開始すると発表した。宅配便会社とコレクト事業会社を設立する。また、海外地域戦略を強化するため、地域統括会社による運営を開始する。

シンガポールには「宅急便」に類似した高品質な物流サービスは存在しない。同社は日本で培った宅急便の「時間帯お届けサービス」や「冷蔵冷凍対応」、「代金決済サービス」を核に、シンガポールには存在しなかった物流サービスを迅速に事業化することで、シンガポール国民の利便性を向上、産業の創出や雇用の活性化を図るとしている。

シンガポールにヤマトアジアが100%出資する「シンガポールヤマト」を設立する。資本金は増資後、2000万シンガポールドルで2010年1月から営業を開始する。コレクト事業会社「シンガポールヤマトペイメントサービス」も設立する。資本金は40万シンガポールドル。

一方、同社はアジア市場での戦略の立案推進を行うため、輸出入貨物のフォワーディングを中心に事業を展開してきた「シンガポールヤマト運輸」に、ASEAN地域での地域統括会社としての機能を持たせる。社名も11月20日付けで「ヤマトアジア」に変更した。

成長が見込まれるアジア市場で地域統括会社による運営を開始することで、成功した事業モデルを海外に適合、水平展開し、早期に現地市民の生活に根ざしたサービスの提供していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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