[写真蔵]ポルシェ ボクスタースパイダー の細部に迫る

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ボクスター スパイダー
ボクスター スパイダー 全 21 枚 拡大写真

ポルシェは5日、『ボクスター』シリーズに「ボクスタースパイダー」を設定した。ポルシェが新たに公開した写真から、ボクスタースパイダーの詳細を紹介する。

現行ボクスターには、「ボクスター」と「ボクスターS」の2グレードがある。スパイダーはボクスターの第3のモデルレンジとして企画。運動性能において、シリーズの頂点を目指した。

通常のボクスターと異なるのが、そのスタイリング。フロントのウインドスクリーンは低く抑えられ、リアには『カレラGT』を連想させる2個のパワードームが追加された。リアリッドがシングルピース構造となっている点も、ボクスターとの違い。ソフトトップが軽量な簡易的構造となるのも、スパイダーの特徴だ。

エンジンはボクスターSと共通の直噴3.4リットル水平対向6気筒。ただし、吸排気系に専用チューンを受けた『ケイマンS』用ユニットとなっており、最大出力はプラス10psの320ps、最大トルクはプラス1kgmの37.7kgmを発生する。トランスミッションは6速MTと7速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)。PDKの「スポーツクロノパッケージ」はローンチコントロール機能を備える。

車重はボクスターSよりも100kg以上軽い1275kgに抑えられ、0-100km/h加速は4.8秒、最高速はオープン状態で267km/hという優れた性能を発揮。0-100km加速はボクスターSの5.2秒に対して、0.4秒短縮した。重心が大きく下がったため、スポーツサスペンションは、スパイダー用に専用設計されている。

ボクスタースパイダーは、12月2日に開幕するロサンゼルスモーターショーでデビュー。2010年2月から全世界一斉に発売され、日本での価格は866万 - 913万円だ。ポルシェが公開した追加写真からは、ボディカラーのラインナップや室内のディティールが確認できる。

《森脇稔》

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