緊急走行のパトカー同士が出会い頭衝突

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23日早朝、大分県大分市内の県道で、交差点を進行していた緊急走行中のパトカー同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で双方の車両は中破。警官4人が重軽傷を負っている。双方の安全確認に怠りが生じたことが事故の主因とみられる。

大分県警・大分中央署によると、事故が起きたのは23日の午前5時55分ごろ。大分市萩原3丁目(N33.14.32.2/E131.38.37.6)付近の市道で、窃盗事件発生の通報を受け、現場に向かって緊急走行していた同署・津留交番のパトカーと、高城交番のパトカーが交差点で出会い頭に衝突した。

双方のパトカーは中破。津留交番側のパトカーを運転していた55歳の巡査部長と、23歳の巡査が骨折などの重傷。高城交番側のパトカーを運転していた24歳の巡査と、同乗していた30歳の巡査も打撲などの軽傷を負っている。

現場は信号機の設置された交差点。当時は津留交番側のパトカーがサイレンと赤色灯を使用しながら東進。高城交番側のパトカーは赤色灯のみを使用して南進していた。信号の表示状態は不明だという。

警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、運転していた2人の回復を待って自動車運転過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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