タクシー強盗、GPSカーロケションシステムが追跡

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25日朝、福岡県北九州市門司区内で、客を装ってタクシーに乗り込んだ男に運転手が襲撃される事件が起きた。男はタクシーを奪って逃走したが、車両にはGPS位置情報通報端末が搭載されており、警察はこの情報を元に位置を特定。男は約30分後に逮捕された。

福岡県警・門司署によると、事件が起きたのは25日の午前7時30分ごろ。北九州市門司区清見4丁目(N33.56.37.2/E130.59.11.3)付近にある団地の駐車場で、59歳の男性運転手に対し、客を装ってタクシーに乗り込んだ男が刃物で切りつけてきた。男性は首など2か所を切る軽傷。男は男性が車外に脱出した隙に運転席に乗り込むと、車両を奪ってそのまま逃走した。

警察では強盗傷害事件として捜査を開始。タクシーにはGPSを利用した位置情報通報装置(カーロケシステム)が搭載されており、警察ではこの情報を元に北九州市門司区大里本町3丁目(N33.54.8.1/E130.56.0.4)付近の市道でタクシーを発見。運転していた61歳の男を強盗傷害容疑で逮捕した。

発見現場の近くではタクシーと軽乗用車が接触事故を起こし、軽乗用車を運転していた女性がタクシーを運転していた男にハンマーで殴打され、重傷を負う事件も発生している。警察ではこの事件にも男が関与したものとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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