トヨタ自動車が27日に発表した10月の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比1.4%増の70万9904台と小幅ながら前年を上回り、15か月ぶりにプラスとなった。
国内生産は輸出が不振で、同10.7%減の30万5484台と低迷した。
国内販売は『プリウス』などの販売が好調で同14.8%増の13万7700台と、2ケタ増となった。3か月連続プラスで、除軽市場のシェアは前年同月を1.0ポイント上回る52.2%となり、単月で過去最高となった。
輸出は北米、中南米向けが不振で、同31.0%減の15万6058台と大幅に落ち込んだ。
海外生産はアジア、北米が増加し、同12.8%増の40万4420台と好調だった。