三菱自動車が27日に発表した10月の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比29.6%減の8万5080台と15か月連続マイナスとなった。
国内生産は同43.0%減の4万6416台とほぼ半減した。国内販売、輸出ともに低迷しており、12か月連続マイナスとなった。
国内販売は同12.5%減の1万2550台と3か月ぶりにマイナスとなった。軽自動車の販売が不振だった。
輸出は同53.1%減の2万4857台と12か月連続で大幅なマイナスとなった。アジア向け、北米向けは回復したものの、欧州向けが同86.0%減となった。
海外生産は同2.1%減の3万8664台と2か月ぶりにマイナスとなった。アジアは同34.7%増と伸びたものの、北米が同52.5%減、欧州が同67.2%減となった。