ミシュランストアで「あの本」は買えるの?

自動車 ビジネス 国内マーケット
ミシュランガイド東京2010
ミシュランガイド東京2010 全 4 枚 拡大写真

24日よりオープンした「MICHELIN Store(ミシュランストア)」は、タイヤメーカーとしては日本初となる直営のタイヤECサイトだ。ユーザーはミシュランストアでほしいタイヤを選び、最寄りの装着可能店舗を指定し、その店舗でタイヤ交換をしてもらえるというサービスだ。

【画像全4枚】

記者発表会では、直販でありながら装着店舗で実際の交換を行うことで、既存チャネルのビジネスとの相乗効果と、アフターサービスやポイント制度などトータルでの付加価値を強調していたが、いくつかつっこんだ質問もでていた。

「ネットの直販であればユーザーは通常より安い価格を期待してくるのではないか」、さらに「装着店舗で同一銘柄のタイヤが安く売っていたらユーザーの心証に悪影響はないのか」という質問には、「一般的な市場価格と大きな差はでないはずだ」とし、価格については、「アフターサービス、ポイント、そしてECという利便性や時間効率などトータルに考えてほしい」との回答だ。同時に、世界でも2番目という新しいサービス形態なので、実際の市場の反応などは当然注意して対応していくとも述べた。

そして「ECサイトとしてタイヤ以外の商品を取り扱うことはあるか」との質問もだされた。これに対して、日本ミシュランタイヤ 乗用車・ライトトラックタイヤ事業部 執行役員 ポール・ペリニオ氏は「当面は乗用車のタイヤのみだが、ミシュランでは大型車用タイヤや特殊タイヤ、自転車、ゴルフボール、ガイドブックなども手掛けている。これらの商品まで拡大するかは、市場からのニーズがあれば検討するとの認識」だそうだ。

記者発表会では、日本でECサイトを始める背景のひとつとして、「ミシュランガイド」の日本版発売によって同社の認知度が上がったこともあるとしていた。であれば、当然ガイドブックもいっしょに購入できるようになっていれば、同じ会社であることがより強調できるような気がする。ぜひ検討してほしいものだ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. フィアット『トポリーノ』、ソフトトップ仕様がカタログモデルに…「ドルチェヴィータ」欧州発表
  3. BMW 3シリーズ 新型、9月30日デビューへ…第8世代は内燃エンジン全車がハイブリッドに
  4. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  5. カーシェアの「タイムズカー」に不正アクセス、免許証画像など660万件の顧客情報流出[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. [Key Person Interview]圧倒的な地の利を活かすラストワンマイルの担い手…駅レンタカーシステム代表取締役社長小堀明夫氏
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
ランキングをもっと見る