コツコツ頑張ると1年間でいくらになる?

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コツコツ節約し貯金するのは若い世代。1年間コツコツ節約した額は8万円を超え、コツコツ頑張ったダイエットは失敗した---。田中貴金属工業は“コツコツ”をテーマにアンケートを実施した。

●今年コツコツと頑張ったこと(21項目から複数回答。以下同じ)は1位「仕事」61.8%、次いで「節約」31.4%、「貯金」27.0%。年代別にみると「節約」と答えた人は20歳代で37.9%、30歳代で31.1%、40歳代で25.2%。「貯金」は同じく38.3%、26.7%、16.0%。

若い世代は堅実だとも言えるが、年齢が上がると出費を節約したり貯金に回す余裕が少なくなるとも言える。

●今年コツコツと頑張ったが失敗したことの1位は「ダイエット」18.1%。頑張ったことでは11.5%、12位タイだから、途中で挫折した人が多いのだろう。失敗の2位以下が「仕事」「貯金」「節約」となっているのが気になる。

「結婚活動」は頑張った2.8%、最下位。婚活はコツコツ頑張るものではないらしい。失敗でも2.8%、19位だから、そんなに危機的状況ではないのかも。

●日頃コツコツ制約していることは何かというと、選択肢14項目中1位が「ポイントを貯める」72.5%、以下「外食を控える」「弁当を持参する」「自炊する」。食事関係3項目はいずれも20歳代が最高率だが、1人暮らしの自炊は必ずしも安くないから、栄養の過不足には注意されたい。

交通関係では9位以下に「タクシーを控える」「バスカード、回数券の利用」「旅行を控える」「ドライブを控える」となっており、節約対象としては下位。「携帯料金プランの見直し」は7位、「保険プランの見直し」は最下位の14位だ。

●1年間コツコツ節約したものは金額換算でいくらぐらいになるか(自由回答)というと、平均8万0612.48円。金額は最小で0円、最大で500万円(?!)。

年代別にみると20歳代が8万4267.16円、30歳代が7万4329.05円、40歳代が8万3371.16円。いっぱんに上の世代では収入が多いから、節約効果は若い世代で大きい。また格安航空券で旅行できるような環境だったりすると8万円は使いでがある。

いっぽう「節約していない」が5.3%いる。なにも気にせずパッパッ使っても、その差は8万円。みなさん、そもそも堅実なのだ。

調査対象:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に居住の会社員。20歳代206人、30歳代206人、40歳代206人(男性50%:女性50%)。調査期間:11月6 - 9日、インターネットによる。

《高木啓》

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