アウディ A8 新型「最もスポーティなセダン」

自動車 ニューモデル 新型車
A8
A8 全 12 枚 拡大写真

アウディは1日、新型『A8』の概要を明らかにした。A8はアウディのフラッグシップサルーン。「技術による前進」を企業スローガンとするアウディから、革新的ラグジュアリーサルーンが誕生した。

画像12枚:アウディ A8 新型

最近のアウディ車は、スポーティなデザインで定評がある。大型サルーンのA8にも、そのトレンドは継承され、「クラスで最もスポーティであること」をテーマに外観はデザインされた。

注目はフルLEDヘッドランプだ。ロー&ハイビーム、ポジションランプなど、ヘッドランプのあらゆる機能に消費電力が少ないLEDが使用された。アウディ各車に共通するシングルフレームグリルも、新型A8では若干のデザイン変更を受けている。

ライバルと比べて、低いシルエットも新型の特徴。ボディサイズは全長5137×全幅1949×全高1460mm、ホイールベース2992mm。現行型と比較して、75mm長く、55mmワイドだが、16mm背は低い。ホイールベースは48mm延長された。全長と全幅はライバルのメルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』よりも大きいが、全高は両車よりも25‐35mm低い。アウディは「ダイナミックなデザインを狙った結果」と説明する。

エンジンは全機種がパワーを引き上げながら燃費を改善した。当面はV8のみで、ガソリン1、ディーゼル1の2ユニット。遅れてV6ディーゼル2機種が追加される。トランスミッションはアウディ初の8速ティプトロニックで、駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。

ガソリンは直噴4.2リットルV8「FSI」。最大出力は372psと22psアップし、45.4kgmの最大トルクを引き出す。0-100km/h加速は5.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。欧州複合モード燃費は約13%改善され、10.53km/リットル、CO2排出量は219g/kmとなる。

ディーゼルは直噴4.2リットルV8ターボディーゼル「TDI」で、最大出力はプラス24psの350ps。驚くのは最大トルクで、プラス15.3kgmの81.6kgmを発生する。この最大トルクは1750‐2750rpmの低回転域で発揮され、0-100km/h加速はガソリンV8を上回る5.5秒という俊足ぶり。それでいて、欧州複合モード燃費は約19%向上して13.16km/リットル、CO2排出量は199g/kmの優れた環境性能をマークする。

遅れて登場するのが、直噴3.0リットルV6ターボディーゼル「TDI」。250ps、56.1kgmのスペックは、従来を17ps、10.2kgm上回る。しかし、欧州複合モード燃費は約22%アップの15.15km/リットル、CO2排出量174g/kmだ。このV6TDIには204ps仕様も用意され、欧州複合モード燃費16.67km/リットル、CO2排出量159g/kmと、大型サルーンとしては異例の好数値となる。

初代A8から15年間に渡って脈々と受け継がれるオールアルミボディ構造の「ASF」(アウディ・スペース・フレーム)。新型では高張力アルミを導入するなどさらに進化し、一般的なスチールボディ車と比較して、約40%もの軽量化を実現した。また、「アウディドライブセレクト」を組み込んだアダプティブエアサスペンションが、優れたハンドリングと快適な乗り心地を両立する。

インテリアは洗練されたラグジュアリーな空間で、ホイールベースの48mm延長により、後席のゆとりが拡大。ナビゲーションシステムを核としたテレマティクスシステムの「MMI」(マルチ・メディア・インターフェイス)は、緊急通報などが行える「ドライバーアシスタンス&セーフティ」機能付きに発展している。

新型A8は、2010年初頭からドイツなど欧州各国で販売開始。アウディのルパート・シュタートラー会長は、「新型A8はラグジュアリーセグメントで最もスポーティなセダン」と自信を見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. フィアット『トポリーノ』に「Vilebrequin」、地中海沿岸のライフスタイルを表現
  2. 『セリカ』が復活、トヨタGRに大きな動きが!…7月のスクープ記事ベスト5
  3. トヨタ『カローラスポーツ』、日本にない2.0リットルエンジン搭載…米国2027年型
  4. トヨタ『ヤリス クロス』、「GR SPORT」を一部改良…10.5インチHDディスプレイを標準装備
  5. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  2. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  3. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  4. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
  5. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
ランキングをもっと見る