サーブ、存続か廃止か…12月末までに結論

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GMは1日、傘下のサーブブランドについて、12月末までに売却相手を検討し、存続か廃止かの結論を出すことを明らかにした。

サーブブランドの売却に関しては、2009年6月、スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグ(Koenigsegg)社とGMが暫定合意。その後、8月には両社は正式契約を結んだ。しかし、11月24日、ケーニグセグ側からの申し出により、この契約は白紙撤回。サーブブランドの将来が不安視されていた。

GMはケーニグセグとの破談後、複数の相手とサーブ売却交渉を進めてきた。その中にはケーニグセグのサーブ買収を支援していた中国北京汽車(BAIC)も含まれる。しかし、北京汽車はサーブ全体を買収するのではなく、優良資産のみに興味を示していると伝えられ、GMとの交渉がまとまるかは不透明だ。

GMは「我々は取締役会において、サーブの売却にふさわしい相手を精査し、12月末までに結論を出す」と説明。年内にサーブの新オーナーが見つからない場合、サーブブランドは廃止される可能性が出てきた。

《森脇稔》

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