無免許の発覚恐れ、警官をひき逃げ

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東京都八王子市内で交通違反の取り締まりを受けた際、車両の抑止を行った警官をひき逃げし、重傷を負わせたとして、警視庁は1日、同市内に在住する30歳の男を公務執行妨害などの容疑で逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

警視庁・八王子署によると、逮捕された男は今年9月16日の午後6時10分ごろ、八王子市楢原町(N35.40.32.5/E139.18.46.2)の市道で交通違反の摘発を受けた際、クルマを抑止しようとした30歳代の警官をはね、そのまま逃走した疑いがもたれている。警官は足を骨折する重傷を負った。

警察では重傷ひき逃げと公務執行妨害事件として捜査を開始。クルマの車種や色などの特徴から同市内に在住する30歳の男が容疑に関与したものと判断。任意で事情を聞いていたところ、「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと容疑を大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許)、公務執行妨害の容疑で逮捕している。

現場は変形的な5差路の交差点。男が進行する方向では右左折しかできないが、ここを直進しようとして取り締まり中の警官に発見された。男は一度も免許を取得した経験が無く、これまで10年以上に渡って無免許運転を続けていたとみられる。

《石田真一》

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