日本精工、長寿命化するローラガイドRAシリーズ微予圧品を開発

自動車 ビジネス 企業動向
ローラガイドRAシリーズ微予圧品
ローラガイドRAシリーズ微予圧品 全 2 枚 拡大写真

日本精工は3日、用途が拡大しているローラガイドRAシリーズに新たに微予圧品を開発した。

【画像全2枚】

液晶製造設備や搬送装置で大型化や長寿命のニーズが高まっており、ボールガイドから負荷容量の大きいローラガイドへの切り替えが進んでいる。市場では、工作機械用途と比べ要求走行距離は7倍以上で、一層の長寿命が求められている。

ローラガイドには剛性を高めるために予圧が与えられている。予圧荷重が大きいほど高剛性を実現できるが、必要以上の予圧は寿命に影響を与える。

同社は、液晶製造設備や搬送装置の更なる長寿命化ニーズに対応するため、予圧荷重を最適化した微予圧品を開発し、ローラガイドRAシリーズに追加した。

同社は、2010年1月から販売を開始し、2011年にはローラガイド全体で30億円の売上を目指す。また、新製品を12月2日から4日まで開催される「セミコン・ジャパン2009」に出展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  5. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る