交通違反のクルマ、白バイから逃れようと暴走

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4日午後、大阪府大阪市浪速区内の府道で、信号無視を行った乗用車に白バイ隊員が停止を命じたところ、このクルマが逃走。クルマは約13kmに渡って走り続け、高速道路の料金所突破や逆走などを繰り広げた。最終的には追跡を中止。クルマは逃走している。

大阪府警・交通機動隊によると、事件が起きたのは4日午後0時20分ごろ。大阪市浪速区元町1丁目(N34.39.35.1/E135.29.54.9)付近の府道で、赤信号を無視して進行する乗用車をパトロール中の白バイが発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走を開始した。

クルマは約500m離れた市道で乗用車1台と接触し、その直後に阪神高速環状線・湊町料金所を突破。その後は東大阪線に向かって走り、追い越そうとした2台のクルマとも接触したという。

白バイは約13kmに渡って追跡。逃走するクルマは東大阪線を東進し、東大阪市長田中2丁目(N34.40.32.2/E135.35.38.1)付近の長田出口で下り、今度は国道308号を逆走した。この時点で白バイ隊員は「追跡は危険」と判断して中止したが、クルマはなおも走り、さらに3台と接触した。一連の事故で負傷者は出なかったが、巻き込まれた車両はいずれも小破している。

警察では逃げたクルマのナンバーから運転者の特定を進める方針だ。

《石田真一》

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