ルノー、 トゥインゴのラリーバージョンを発表

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
トゥインゴ ルノースポールR2
トゥインゴ ルノースポールR2 全 2 枚 拡大写真

ルノーは7日、『トゥインゴ』のラリーバージョン、「ルノースポールR2」を発表した。FIA(国際自動車連盟)のホモロゲーションを取得しており、グループRラリーへの出走を可能にする。

画像2枚:ルノートゥインゴ ルノースポールR2

ルノースポールR2は、トゥインゴのスポーツ仕様、『ルノースポール133』をベースに開発。1.6リットル直4の「K4MRS型」エンジンは、ピストン、カムシャフト、フライホイール、エグゾースト、エアフィルター、コンピューターなどをフルチューン。最大出力160ps/7250rpm、最大トルク16.3kgm/5500rpmを引き出す。これはベース車両に対して、27psの上乗せだ。

トランスミッションは、シーケンシャル5速MTの「ドグミッション」。サベルトとルノースポールが共同開発したシート&6点式ハーネス、レストレイントシステムの「HANS」、ロールケージ、LEDディスプレイなど、ラリー用装備が導入される。さらに、油圧式シングルディスククラッチ、車高調整式サスペンション、ZF製LSDなどが奢られた。

トゥインゴのルノースポールR2は、キット販売方式となり、2010年4月から販売開始。欧州での価格は2万7990ユーロ(約370万円)からだ。別途、車両本体価格として、1万0990ユーロ(約145万円)が必要となる。

ルノーは同時に、エンジン出力を133ps、16.3kgmに抑えたトゥインゴの「ルノースポールR1」も発表。『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)ベースの「ルノースポールR3マキシ」と合わせ、グループRラリーの3カテゴリーすべてに参戦できる車両をそろえる最初のメーカーとなった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  3. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  4. スバル『レオーネ』のピックアップ『ブラット』、670馬力のジムカーナマシンに変身…SEMA 2025
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る