米国の自動車メディア『モータートレンド』は7日、日産『GT-R』とフォード『マスタング』の高性能車、『シェルビーGT500スーパースネーク』の加速テストの様子を、動画共有サイトで公開した。
日産GT-Rは、日本が誇るスーパースポーツ。3.8リットルV6ツインターボ(485ps/6400rpm、60kgm/3200-5200rpm)に、独立型トランスアクスル4WDと6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、0-100km/h加速3.5秒、最高速310km/h(リミッター解除時)という驚異的な性能をマークする。
GT-Rは今年4月、ドイツ・ニュルブルクリンクでタイムアタックを行い、7分26秒70という自己ベストタイムを更新。日本での価格は861万円からで、すでに欧米を中心に輸出も行われている。
一方、スーパースネークはマスタングの高性能車、シェルビーGT500の頂点に立つモデル。フォードのSVT(スペシャル・ビークル・チーム)と、1960年代に『シェルビーACコブラ427』など伝説のスポーツカーを生み出したキャロルシェルビー氏が率いるシェルビーオートモービル社が共同開発した最強のマスタングだ。
シェルビーGT500のエンジンは、5.4リットルV8スーパーチャージャー(540ps、70.5kgm)。スーパースネークでは、大容量スーパーチャージャーに換装され、最大出力630ps、最大トルク80.4kgmを獲得する。今回のテスト車ではないが、ハイチューンバージョンでは、750ps、98.2kgmというモンスターぶりを発揮。大きく盛り上がったボンネットが、スーパースネークを特徴づける。米国での価格は、8万4390ドル(約750万円)からだ。
2台の加速テストは、0-400m方式で実施。日本のゴジラ対アメリカのスーパースネークの対決。スペックではスーパースネークが有利だが、果たして結果は…。