[動画]ナナサンカレラ…色褪せないパフォーマンス

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1973年式『911カレラRS 2.7』(通称:ナナサンカレラ)
1973年式『911カレラRS 2.7』(通称:ナナサンカレラ) 全 6 枚 拡大写真

ポルシェは、名車として知られる1973年式『911カレラRS 2.7』(通称:ナナサンカレラ)を、英国シルバーストーンでテスト。その様子を動画共有サイトで公開した。

ポルシェは1972年8月、初代『911』(1963 - 74年)に『カレラRS 2.7』を設定。当時のFIA(国際自動車連盟)のグループ4ホモロゲーション取得用に開発された特別な911である。

エンジンは『911S』の2.4リットル水平対向6気筒をベースに、排気量を2.7リットルまで拡大。最大出力210ps/6300rpm、最大トルク26kgm/5100rpmを引き出した。これは911Sに対して、20psの上乗せだ。

RS(レーン・シュポルト)の名前にふさわしく、車体には軽量化が施され、ウェイトは1075kgを実現。5速MTを駆使して、0-96km/h加速5.8秒、最高速245km/hという、当時トップレベルの動力性能をマークした。

外観は専用リアスポイラー、通称ダックテールが特徴。911カレラRS 2.7には、ホモロゲーションに必要な500台を大きく上回るオーダーがあり、最終的に1590台が生産された。このナナサンカレラベースのレーシングカーが、欧州GT選手権で大活躍するのである。

ポルシェは、英国シルバーストーンのポルシェエクスペリエンスセンターにおいて、1973年式911カレラRS 2.7をテスト。911の歴史に燦然と輝くナナサンカレラ。今なお語り継がれる伝説の911の映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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