三井化学、EPT合弁事業を検討---中国で自動車産業が拡大

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三井化学と中国石油化工(Sinopec)は、フェノール、アセトンの「プラント新設プロジェクトに関する覚書」とEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)の「合弁事業推進のためのFS(事業化調査)に関する意向書」を締結した。

両社はフェノール、アセトンの新たなプラントを建設する。生産能力はフェノールが年産25万t、アセトンが年産15万tで、2013年第2四半期から生産開始する。

また、中国での自動車産業の急速な拡大を背景に大幅な増加が見込まれるEPTの需要に対応するため、双方のそれぞれの強みを活かし、国際競争力のあるEPT合弁会社の設立を検討する。両社折半出資で合弁会社を設立、年産7万5000tの生産能力を持つ工場を新設する。2013年第4四半期の稼動を目指す。

2つのプロジェクトの設備投資合計額は600億円規模に達する見通し。

《レスポンス編集部》

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