「酒に強い」と自称する機動隊員、飲酒運転

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今年11月下旬に北海道札幌南区内の国道453号で飲酒運転を原因とする単独物損事故を起こした機動隊所属の26歳巡査について、北海道警は9日、道路交通法違反容疑で書類送検するとともに、同日付で懲戒免職処分を実施した。

北海道警・監察官室によると、元巡査は今年11月28日早朝、札幌市南区真駒内緑町1丁目(N42.59.27.8/E141.21.12.1)付近の国道453号で乗用車を飲酒運転。路外に逸脱し、電柱に衝突する単独物損事故を起こした疑いがもたれている。

元巡査は前夜に同僚らとJR札幌駅周辺の居酒屋で酒を飲み、事故当日の未明に地下鉄とタクシーを乗り継いで帰宅。その後しばらくして自分のクルマで外出し、札幌市中心部の繁華街で酒を飲んだという。事故直後のアルコール検知では、呼気1リットルあたり0.35ミリグラムのアルコール分を検出していた。

調べに対して元巡査は「自分は酒に強いので大丈夫だと思った」などと供述。警察では「悪質な行為」と認定し、元巡査を道交法違反容疑で書類送検するとともに、9日付けで懲戒免職の処分を実施。上司である56歳の警視についても、本部長注意の処分を実施している。

《石田真一》

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