ホンダのヒューマノイドロボット、『ASIMO』(アシモ)が15日、英国ウインザー城を訪問した。
アシモの来訪は、「リーチング・フォー・ゴールド」の優勝チーム激励が目的。リーチング・フォー・ゴールドは毎年、サウスイーストで開催されるアイデアコンテストだ。チームは主に14 - 19歳の学生で構成され、社会に役立つアイデアを出し合う。
2009年は100以上のグループがエントリー。ホンダはこのアイデアコンテストに協賛しており、激戦を勝ち抜いた9名のメンバーとアシモとの対面が、ウインザー城で実現した。
優勝チームには、「ヤングパイオニア」の称号と、副賞の5000ポンド(約73万円)の賞金が授与。賞金はアイデアの実践に使われる予定とか。ちなみに彼らのアイデアは、「孤児を元気づける5日間のプログラム」だった。
彼らにとって、アシモは興味を引く存在だったようで、記念写真に収まるなど、近未来ロボットと積極的なコミュニケーションを図っている。