トラックが無人で滑走、止めようとした警備員が死亡

自動車 社会 社会

15日朝、愛知県名古屋市瑞穂区内の住宅解体工事現場に駐車していた普通トラックが無人のまま滑走。これを止めようとした男性警備員が下敷きとなる事故が起きた。男性はまもなく死亡している。

愛知県警・瑞穂署によると、事故が起きたのは15日の午前8時30分ごろ。名古屋市瑞穂区大喜町6丁目(N35.7.20.1/E136.55.56.5)付近の住宅解体工事現場で、傾斜地に駐車していた普通トラックが無人のまま滑走を開始した。

滑走していることに気づいた34歳の男性警備員がトラックを止めようとしたが、押し出されるようにして転倒。そのまま下敷きとなった。トラックは現場に隣接する市道を走行していた乗用車と接触した後、道路反対側の縁石に乗り上げ、ようやく停止した。

トラックの下敷きとなった警備員の男性は近くの病院に収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。乗用車の運転者にケガはなかった。

警察ではトラックの運転者から事情を聞いているが、サイドブレーキはしっかりと掛かった状態だったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る