[動画]ガヤルド バルボーニ の華麗なドリフト!

自動車 ニューモデル 新型車
ガヤルドの限定車LP550‐2 Valentino Balboni(バレンティーノ・バルボーニ)
ガヤルドの限定車LP550‐2 Valentino Balboni(バレンティーノ・バルボーニ) 全 6 枚 拡大写真

ランボルギーニが『ガヤルド』の限定車として設定した『LP550-2 Valentino Balboni(バレンティーノ・バルボーニ)』。このほどイタリアで開催されたイベントにおいて、華麗なドリフトを披露した。

LP550-2バレンティーノ・バルボーニは、今年7月発表。同社の伝説的テストドライバー、バレンティーノ・バルボーニ氏の名前を冠した限定車だ。

バレンティーノ・バルボーニ氏は1967年、ランボルギーニへ入社。エンジニアとしての才能や高いドライビング技術を創業者のフェルッチオ・ランボルギーニ氏に見出され、1973年、テストドライバーに起用される。その後、バルボーニ氏はすべてのランボルギーニ車の開発に携わり、その類稀なる感性が数多くの名車を生んできた。

しかし、そんなバルボーニ氏も40年以上に渡るランボルギーニ社でのキャリアに終止符を打ち、定年退職を迎えることに。ガヤルドの限定車、LP550-2 バレンティーノ・バルボーニは、同氏の偉大な功績に敬意を表して設定されたモデルだ。単に特別装備を奢っただけでなく、バルボーニ氏の走りへのこだわりが随所に貫かれているのが特徴である。

ベース車は『ガヤルドLP560-4』だが、その最大の違いは駆動方式。フルタイム4WDは後輪駆動に変更された。これは軽量化とハンドリングの自在度を引き上げるのが目的。そのチューニングには、バルボーニ氏のノウハウが如何なく発揮された。

トランスミッションは、リアアクスル直前に置くトランスアクスルレイアウトを採用し、リアアクスルのLSDも新開発。さらに、ダンパー&スプリング、スタビライザー、タイヤなど、あらゆる面のチューニングが見直された。ESPも専用チューンで、標準モードはスタビリティ重視、「コルサ」モードではドリフトなど自由自在のコントロールが楽しめる仕様とした。

エンジンは5.2リットルV10だが、ガヤルドLP560-4よりも10psデチューンされ、最大出力は550ps。それでも2WD化によって、車両重量が120kg軽い1380kgとなった効果もあり、0-100km/h加速3.9秒、最高速320km/hと、LP560-4に迫る卓越したパフォーマンスを実現する。トランスミッションは6速MTが標準で、6速2ペダルMTの「eギア」はオプション。カーボンセラミックブレーキも設定される。

LP550-2 バレンティーノ・バルボーニは、限定250台を生産し、欧州や米国、日本で販売。日本での価格は2640万円からだ。イタリアで開催されたイベントでは、バルボーニ氏自らステアリングホイールを握り、華麗なドリフトを披露。その映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る