アストンマーチン DBS にもブラック仕様

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DBSカーボンブラック
DBSカーボンブラック 全 3 枚 拡大写真

アストンマーチンは18日、『DBS』に「カーボンブラック」を追加した。特別なブラックメタリック塗装をはじめ、さまざまな専用装備が施されている。

アストンマーチン DBS カーボンブラック

DBSは2007年にデビュー。パワーユニットは6.0リットルV12で、最大出力517ps/6500rpm、最大トルク58.1kgm/5750rpmを発生する。トランスミッションは6速MTとパドルシフト付き6速AT「タッチトロニック」だ。

オールアルミボディなど、もともと軽さには定評のあるアストンマーチンだが、DBSはボンネット、フロントフェンダー、トランクリッドにカーボンファイバーを採用。さらなる軽量化が図られた。

その結果、0 - 100km/h加速4.3秒、最高速307km/hという1級のパフォーマンスを発揮。ブレーキはカーボンセラミックで、キャリパーはフロント6ピストン、リア4ピストン。ローター径は前398mm、後ろ360mmで、サーキットモード付きのDSCも装着される。タイヤは前245/35ZR20、後ろ295/30ZR20サイズのピレリPゼロだ。

このDBSをベースにした特別仕様車では、カーボンブラックメタリック塗装を導入。アストンマーチンの職人が手作業で塗装を行い、入念な仕上げ工程まで含めると、1台約50時間がかけられた。フロントグリルがブライト仕上げとなり、10本スポークのグロスブラックアルミホイールが装備されるのも特徴だ。

インテリアはオブシディアンブラックレザーによって、ボディカラーとコーディネート。シルバーのステッチが手作業で縫製される。シートはカーボン&ケブラー製で17kg軽量化。バング&オルフセン製オーディオやピアノブラックパネルも装備された。

DBSのカーボンブラックは、2010年3月ごろから納車開始。価格は公表されていないが、アストンマーチンによると、ベース車両の5%アップ程度に抑えられる予定だ。

《森脇稔》

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