日野自動車が22日に発表した11月の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比14.0%増の7978台となった。
国内生産は同11.4%増の7798台と15か月ぶりに前年を上回った。国内販売は依然としてマイナスだったが、輸出が順調だったため。
国内販売は同6.3%減の2718台だった。物流需要の低迷でトラック運送事業者などが依然として代替えを先送りしているため。普通トラック市場のシェアは前年同月よりも1.9ポイントアップして34.1%となった。
輸出はアジア、欧州、アフリカ向けなどが増加し、同3.9%増の5029台となった。
海外生産は180台にとどまった。